晩年

ハアハアハアハア

責任

東浩紀氏の『ゲンロン戦記』読みました。

氏がゲンロンという会社を立ち上げ、紆余曲折ありながら現在に至るまでの話を赤裸々に語ってるんですけど、「事務方の重要性」みたいなのはしみじみと感じましたね。いやーほんとに。

まあ僕は会社経営とかやったことないんで、本当の意味で身にしみるのはまだ先の話だとは思うんですが、1人の哲学者という人文畑の人間が会社経営で成長していく姿はかなりグッときました。大人になるってこういうことなんだなと。

 

んで読んでて思ったら、庵野秀明も似たような感じだよなーって思いましたね。ガイナ辞めてカラー設立しましたけど、『プロフェッショナル』とか観てると、監督として、そして経営者として『エヴァンゲリオン』に責任を持って終止符を打つという気概が見えました。

多分、東浩紀のゲンロンの経営も、そういう責任の背負い方の問題だったんじゃないかな。

 

昨今のオープンレター騒動とかも、オトナが事務管理ミスって誰もその責任を取らない様とか見てるとなんだかなーという気持ちになりますね。そして、それがジェンダーとかミソジニーとかの問題にすげ変わってたりして。

何にせよ、責任を全うしないことには成したいことも成せない。そして、その責任というのは体裁的なものも含めてってことを『ゲンロン戦記』読んで何となーく思いまちた(むちゃくちゃ浅い感想だけど許してくれ屋)。

 

あと、もう1つ。本著に頻繁に出てきた「誤配」という概念は面白かったですね。これはこれでまとめられた著書があるみたいなんで今度読みます。

 

本読んで適当に思ったこと書くの初めてやったんですけどめんどくせーし難しいんで多分二度とやりません。

 

じゃあな!✋