晩年

ハアハアハアハア

「札の辻」

先行研究1つしか無い上に自分が述べたいこととあまり関係ない気がして、全部一から論証が必要となった。ダルいっす。

 

神の教えとかクソどうでもいいからアレだけど、外国人修道士の差別ってあの時当たり前だったのかな。そういうの題材にした小説あったら教えて欲しい。

 

「ネズミ」が真偽はどうあれ他者の生存の為に自らの命を犠牲にした、って終わり方は割と良かった。しかもそれに至るまで、如何に「ネズミ」が小心かをめちゃくちゃ細かく描いていて、さらに随所に江戸の大殉教で死んでいった信徒たちと対比して「ネズミ」が描かれていたのも良かった。語り手の「男」も結局「ネズミ」と同じ精神的に無力な人間である事も。

 

まあこんなの読んでりゃ誰でも気が付く事なんだけど、今回は都市論を据えて自分の解釈を展開していきたいから、先行研究に沿う形にはならなさそう。

 

でも新しい見方って学が無いと終わりだから適当抜かして終わっちゃうんだろうね。自分の分析なんてそんなもんすよ。